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症状別の改善法|男性の更年期障害

男性の更年期障害とは?

更年期障害というとこれまではもっぱら女性の病気と考えられてきましたが、最近は男性にも更年期障害と呼べる症状があることが一般にも認知され、LOH症候群という病名も知られるようになってきました。

しかし男性の更年期障害は女性の場合とは違う次のような特徴があります。

男性にははっきりした「更年期」はない

女性の更年期は閉経前後の10年間というほぼ限られた時期をさしますが、男性にはそのようなはっきりした更年期はありません。睾丸で作られる男性ホルモンのテストステロンは20代をピークに年齢と共に低下していきますが、その下降曲線は非常にゆるやかです。

年齢で見た血液中のテストストロンの平均値は、

  • 20歳代16.8 → 30歳代14.3 → 40歳代13.7 →
  • 50歳代 12.0 → 60歳代10.3 → 70歳代8.5 (数字の単位はpg/ml)

と、ゆるやかに下降し、グラフに描くとなだらかな右下がりの曲線になります。

これに対して卵巣で作られる女性ホルモンのエストロゲンは、閉経つまり卵巣活動の終息を境に、水道の蛇口を締めるようにピタリと供給が止まります。その変化はなだらかどころか、40代後半から50代前半にかけてのある時期に、崖のような垂直に近い線を描きます。

女性も男性も更年期には性機能に関するものばかりではなく、ホルモンバランスの変化による自律神経の失調によってさまざまな心身症状が出ます。女性は変化が急激なゆえに自律神経の失調も出やすくなりますが、男性にも同じような自律神経失調症が現れることがあります。

テストステロン量は年齢だけではきまらない

上記のテストステロン量の変化を見た人は「男性は誰もが年齢と共にテストステロンの分泌が減ってくる」と思うかもしれません。しかしこれは平均値ですから、この右肩下がりのなだらかな変化が誰にでもあてはまるわけではありません。

男性のテストステロン量を決める要因として、年齢はそれほど決定的なものではありません。一人ひとりを見ると、若いのに元気のない男性もいれば、元気な60代、70代もいます。

ばりばり仕事をし、スポーツ競技で戦い、スナックのママを口説き落とそうと夜の街に出没するような60~70代には、30代の平均値レベルのテストステロン量を超える場合もめずらしくありません。

鶏が先か卵が先か

しかし、このように元気な60代、70代も、例えば定年を期に家にこもるようになったりすると、一気にテストステロン値が低下して男性更年期障害の症状が出ることがあります。

テストステロンと男性の元気には、テストステロンが減るから元気かなくなるという面と、元気がないからテストステロンが減るという面があります。鶏が先か卵が先かはっきりしないことが多いのです。

テストステロンの役割

男性更年期障害の症状も女性の更年期障害と同じで、人によって多種多様な心身症状が現れます。他の病気とまぎらわしい症状も少なくありませんが、共通しているのは血液検査をするとテストステロン値が平均レベルより低下していることです。

男性更年期障害の症状のいろいろ

  • 性機能の低下
    性欲低下、ED(勃起不全)などの症状が現れます。朝立ちの頻度が減るのも症状の1つでする
  • 肉体面での「男らしさ」の低下
    筋肉量が落ちて筋力が低下する、骨がもろくなる、疲れやすくなる、ひげが薄くなる、などの症状が現れます。
  • 精神面での男らしさの低下
    競争心、闘争心、縄張り意識、独占欲などが弱くなります。声が小さくなる、という症状が出ることもあります。
  • 自律神経の失調(身体症状)
    ほてり、頭痛、発汗、めまいなど女性の更年期障害のホットフラッシュに似た症状が現れることがあります。この他、体がだるい、寝汗をかく、耳鳴りがする、手足が痛むなどの症状もあります。
  • 自律神経の失調(精神症状)
    不眠、抑うつ症状、イライラ、不機嫌になりやすい、笑うことが少なくなる、集中力の低下、記憶力の低下、早朝覚醒などが起きることがあります。
  • 内臓脂肪の増加
    テストステロンが減ると善玉コレステロールのHDLが減少し、内臓脂肪が蓄積しやすくなります。その結果メタボリックシンドロームになりやすくなり、動脈硬化のリスクが高くなります。

症状が現れる年齢

20~30代の若い年齢でテストステロン値が低下するのはほとんどの場合うつ病が背景にあり、男性更年期障害とはみなされません。40~50代の働き盛りでは仕事のストレスや行き詰まりなどがきっかけで、生活意欲の低下やテストステロン値が低下が起きることがあります。60代では定年退職による生活環境の変化が更年期障害を発症するきっかけになることがあります。

その他、70代、80代のときに生活習慣病の悪化や、足腰の弱りをきっかけに男性更年期障害の症状が現れることもあります。

男性更年期は病院で診てもらうの?

最近は男性更年期外来という専門外来も少しずつ増えてきましたが、一般的には泌尿器科です。しかし、精神的な症状が強く出ている場合は心療内科、精神科から治療に入る場合もあります。

診察は①問診票への記入②問診③血液検査という流れで、まず血液中のテストステロン値を確認します。専門外来では血液検査の他に、必要に応じて血管年齢、骨密度、勃起力などの検査を行ないます。

男性更年期障害の治療

① 男性ホルモン補充療法
血中テストステロン値が低くて、上記のような男性更年期障害の症状がある場合は、治療は男性ホルモンのテストステロンの補充療法が中心になります。

テストステロンの補充は週に1回程度の注射あるいは、貼り薬やジェルとして皮膚からホルモンを補給するもの、内服薬などがあります。経皮吸収薬は肝臓に負担をかけず、副作用が少ないというメリットがあります。

② ED治療薬
EDは男性更年期障害の典型的な症状の1つです。バイアグラなどのED治療薬で性生活を復活あるいは充実させることは、テストステロン値の上昇にもつながります。つまり、EDの改善は性機能の向上だけにとどまらず男性更年期障害全般への良い影響が期待できるのです。

今では安価なジェネリック薬がバイアグラ、レビトラ、シアリスに開発、販売されており経済的な負担も低くなりました。

男性更年期障害を予防する日常生活の注意

① 家に閉じこもらないで、外に出かけて人に会って話をする。
男性は女性に比べると年齢とともに出不精になって人嫌いになる傾向があります。その傾向があまり進まないうちにブレーキをかけて、社交性を保つことを考えましょう。

② 大人気ないと言われても本気で戦う
囲碁将棋のゲームでも、スポーツでも、真剣に勝ち負けを競うことがテストステロンの分泌を活性化します。

③ 世の中の役に立つ活動をする
定年退職して年金生活に入っても、仕事やボランティアをすることは若さを保つ秘訣です。

④ 熱中できる趣味を持つ
鉄道模型作り、昆虫の標本作りなど、夢中になれる趣味を持つある意味の「子供っぽさ」がテストステロンの分泌を活性化します。もちろん、陶芸、写真、絵画などでもどんな趣味でもOKです。

⑤ 男性として生涯現役を貫く
スケベなことをすっかり卒業して聖人君子か好々爺のようになってしまうとテストステロン値も低下してしまいます。今では70代の男性もED治療薬で勃起力を高めて生涯現役をエンジョイされている方も多く、若年層よりシニア層の性の充実度は年々高まりつつあります。