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症状別の改善法|前立腺肥大症

前立腺肥大症について

前立腺は男性にだけある臓器で、精液の一部の前立腺液を作る役割があります。クルミの実と同じくらいの大きさで、膀胱の真下にあり、前立腺の中央を尿道が通っています。

尿道は性行為の射精の瞬間だけ精液の通り道になりますが、それには前立腺がこの位置にあることが便利なのです。しかし、すべての男性に関係がある困った問題が1つあります。それは前立腺は年齢とともに肥大する傾向があり、肥大するとその中央を通っている尿道を圧迫することです。

前立腺肥大の進行速度は個人によって差がありますが、年齢と共にすべての男性に生じ、それによって尿路障害と言われるさまざまな症状が出てきます。中年以降の男性の小便のキレのわるさの多くは前立腺肥大が原因です。

前立腺肥大の症状

前立腺が肥大すると排尿に関するトラブルがいろいろ起きてきます。このトラブルには次ようなものがあります。

初期~中期の症状1(排尿症状)

  • 尿の勢いが弱い
  • 尿が出始めるまでに時間がかかる(出したくでもなかなか出ない)
  • 尿が二股に分かれる
  • 排尿が終わっていないのに、途中で尿が途切れる
  • 下腹を力まないと尿がでにくい

初期~中期の症状2(蓄尿症状)

  • 昼間頻尿(1日に8回以上トイレに行く)
  • 夜間頻尿(夜2回以上トイレに起きる)
  • 尿意切迫感(急にガマンできないような強い尿意が起こる)
  • 切迫性尿失禁(尿意切迫感から実際に漏らしてします)
    ※これらの蓄尿症状は前立腺肥大に過活動膀胱を併発しているときにより強く出ます。前立腺肥大の患者の50~70%が過活動膀胱を併発していると言われています。

初期~中期の症状3(排尿後症状)

  • 残尿感(まだ尿が残っているような気がする)
  • 排尿後滴下(ペニスをズボンに収納した後に尿が漏れる)

進行した前立腺肥大の症状と合併症

上記のような症状が出たからといってすぐに治療が必要というわけではありません。「歳のせいで小便のキレがわるくなった」とぼやきながら経過観察をすることになりますしかし、症状が進んで次のような症状や合併症が出ると薬物治療や外科手術が必要になります。

  • 血尿
    前立腺が肥大すると尿道粘膜の充血が起こり、出血して血尿が出ることがあります。
  • 尿路感染
    排尿の勢いが弱くなって膀胱に尿が残るようになると、尿道や膀胱で菌が繁殖する尿路感染が起きやすくなります。
  • 尿閉
    前立腺の肥大が進行すると、尿道が圧迫されて膀胱内に尿があっても出せない閉尿という、非常に苦しい症状が出ます。風邪をひく、お酒を飲む、尿を我慢するなどのきっかけで発症します。
  • 膀胱結石
    膀胱内に常に残尿があるようになると、膀胱内に結石ができることがあります。
  • 腎機能障害
    蓄尿障害や排尿障害進行すると腎臓から膀胱への尿の流れも太跨げられて、腎臓機能に障害が起きることがあります。
  • 溢流性尿失禁
    膀胱内の残尿が増えると、器に入りきらない水があふれるように、いつも尿道から尿がちょろちょろ出る状態になります。

前立腺肥大の原因

前立腺の肥大には男性ホルモンが関係していることが分っています。男性ホルモンといってもそのメインとなるテストステロンではなく、テストステロンが5α還元酵素という酵素によって変換されたGHT(ジヒドロテストステロン)が関係しています。しかし、GHTがなぜ前立腺を肥大させるのかという詳しいメカニズムは分っていません。

AGA男性型脱毛症を治療中の人には、GHTは脱毛を促進する悪玉男性ホルモンとして有名ですが、別の方面でも悪玉ぶりを発揮していることになります。

前立腺肥大症は年齢とともに発症率が上がり、50歳で30%、60歳で60%、70歳で80%、80歳では90%に所見されます。しかし、排尿トラブルが治療を必要な程度まで進行するケースは全体の1/4程度です。

前立腺肥大を進行させるリスク要因としては、4大生活習慣病(高血糖、高血圧、脂質異常、肥満)との関係が指摘されていますが、詳しいことは分っていません。性生活やアルコールとの関係は不明です。

前立腺肥大の検査

尿路障害の自覚症状が強くなると、いちど病院で診てもらおうかということになりますが、そのときに病院では次のような検査を行ないます。

  • 自覚症状の確認
    まず問診のときに次図のような「国際前立腺症状スコア」というものに記入して自覚症状の程度を確認します。
  • 尿検査
    尿の濁りや血尿の有無を肉眼で確認し、尿路感染症の有無を顕微鏡で確認します。。
  • 前立腺超音波検査
    いわゆるエコー検査です。これによって前立腺がどれくらい大きくなっているか目で確認できます。
  • 尿流測定
    小便器に似た検査機器に排尿すると、尿の出方がグラフで示されます。それによって、尿の勢い、排尿量、排尿時間などを数値で確認することができます。

前立腺肥大の治療薬

① α1受容体遮断薬
前立腺の平滑筋を緊張させる交感神経を鎮静させるお薬です。前立腺を弛緩させて尿道への圧迫を緩める効果があります。現在もっともよく使用されている内服薬で、過活動膀胱の治療にも効果があります。前立腺を小さくする作用はありませんが、即効性があります。

② 5α還元酵素阻害薬
これはAGA(男性型脱毛症)の治療薬の成分として有名なもので、男性ホルモンのテストステロンがGHT(ジヒドロテストステロン)に変換されるのを防ぐ薬です。

GHTには脱毛を早めたり前立腺の細胞を増殖する作用があるのでそれを阻害するのです。①のα1受容体遮断薬のような即効性はありませんが、長期間服用することで肥大した前立腺を小さくする効果があります。

③ 抗男性ホルモン薬
5α還元酵素阻害薬はテストステロンがGHTに変換されるのを防ぐ薬ですが、抗男性ホルモン薬(抗アンドロゲン薬)はテストステロンそのものの産生を減らす薬です。そのため、前立腺を小さくする効果はありますが、性欲や勃起機能を低減させる副作用があります。

④ PDE5阻害薬(タダラフィル)
PDE5阻害薬はバイアグラレビトラシアリスなどのED治療薬の成分として有名なもので、そのうちシアリスの成分のタダラフィルが前立腺肥大の治療薬としても使われています。膀胱や尿道、前立腺の平滑筋を弛緩させる作用があり、前立腺肥大にともなう排尿障害を改善します。

前立腺摘出手術後の陰茎リハビリテーションとは?

前立腺肥大がある程度以上に進行すると摘出手術が選択されることになります。この手術後は、周囲の神経の温存手術をしても一定期間EDの症状が出ます。このED症状が2年以上つづくと陰茎海綿体の組織に線維化が進行して勃起機能が回復が困難になります。

それを避けるために行われるのが陰茎リハビリテーションです。まず試されるのはバイアグラ、レビトラ、シアリスなどのED治療薬(PDE5阻害薬)です。これで勃起が見られたらしばらく定期的に服用し、自然な勃起機能が回復するのを待つことになります。

PDE5阻害薬では勃起が得られない場合は、プロスタグランジン(PGE1)の陰茎海綿体注射などの別の方法を試みます。ED治療薬には安価なジェネリック薬がありますので硬さにお悩みの男性は10,20代の硬さを取り戻すことが可能です。